ウィキペディアは図書館ファン

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図書館とは。 ウィキメディアはこう把握しています。



図書館は社会における知識への玄関口です。インターネットの出現とデジタル情報の普及に伴い、図書館の役割は、印刷物や再利用できるデジタルメディアの収集といった伝統的な役割に加え、文化遺産の保存や公開情報の収集、市民向けの解放空間といった役割も果たしています。

ウィキメディアはその使命として、世界中の人々を力づけて参加の場を提供し、公開の教育的なコンテンツ収集や開発と、その普及を世界規模で効果的に実現するため協働で進んでいます。図書館は私たちの試みにおいて当然の提携先と認識しています。ともに手を携えて学術ならびに文化の知を広め、情報リテラシーおよびオープンアクセスの普及促進に尽くすことができます。<


ウィキペディアは図書館ファン (Wikipedia loves libraries)

「ウィキペディアにおける最善手法を職員に研修しており、リンクやコンテンツの追加など適切な方法に従いながら、それぞれの専門性に応じた分野の記事を対象にしています。」

「(ウィキペディアは)皆さんに実態をお見せして、理解を深めていただきます。その構造と作成手順がわかると、さらに利用価値が高まります。これこそ私たちが取り組む課題のひとつ — ウィキペディアの掲載記事を最大に活用し、そこに最も貢献する方法を図書館で普及できたらと望んでいます。」

ベン・ヴアーシボウ Ben Vershbow

ニューヨーク公立図書館研究所主任

リチャード・クニッペル Richard Knipel

ウィキメディア・ニューヨーク支部会長



何ができますか?

毎年、10月から11月にわたり「Wikipedia Loves Libraries」という恒例のキャンペーンを催し、[[Open Access Weekオープンアクセス週間|]]の精神にしたがってウィキのワークショップやエディタソンという編集会を行っており、会場として図書館(ならびに同等)の施設をお借りしてきました。この「ウィキペディアは図書館ファン」の範疇には、ウィキペディアと親和性の高いさまざまな催しを位置づけています。これまでの実績から、試行錯誤により成立した事例をご紹介します。これらの例を単体もしくは複合されることもでき、また発想を展開して新しい枠組みを設けることもご相談ください。

会合

手軽で有意義。地元のウィキペディアンに館内で会合の場所をご提供ください。参加者が互いに知り合う機会となり、貴機関とウィキペディアの今後の協調について道すじを見通すよい機会となります。

バックステージ・パス

施設見学。閉架の資料を収蔵されている、あるいは作業用の空間の見学が可能な場合に最適です。ウィキペディアンはいわば皆さんのオンラインのボランティアであり、ご所属機関の情報のニーズに応えつつ収蔵資料に関する情報とそのアクセスを改善します。ぜひボランティアとして実地に待遇されてはいかがでしょうか?

エディッタソン(editathon)

実用ミーティング。実際にウィキペディア利用者を集め、ご所属の図書館が収蔵される資料を使った編集作業をします。通常は、事前にテーマを選んでおきます(たとえば特定の文庫やコミュニティの関心を反映した主題など。)専門家の立ち合いで、共同作業を目の前で行う優れた機会です。

ワークショップ

ウィキペディア入門と編集講座を職員または一般対象に開催できます。オンラインでもオフラインでも、ウィキペディアについて指導経験のある人材(ウィキメディアン)が大勢います。


取材


興味を持たれたら

ご所属の図書館では「ウィキペディアは図書館ファン」に関心をお持ちですか? あるいは提携関係について何かご提案は?